毛周期とは
毛周期とは、その名の通り「毛の生え変わる周期」のことを言います。最も効果的に効率良くに医療脱毛を行うためには毛周期をしっかり理解し、適切な周期で施術を受けることが大切です。
毛周期と3つの期間
体毛は髪の毛と同様、脱毛をしなくても自然と毛が抜け落ちることがあります。それには毛周期が関係しており、毛の成長が止まったために起こる現象です。毛周期には大きく分けて「成長期」「退行期」「休止期」と三つの期間があります。
この三段階の中でレーザー照射を行える毛が生えているのは成長期の毛のみです。医療レーザー脱毛では毛の黒色(メラニン色素)に反応してレーザーを照射します。成長期の毛は毛母細胞が活発なので色が濃く、レーザーの反応が良く毛根まで届くので効果的な脱毛ができます。
成長期
最も毛が伸び、濃い状態です。メラニン色素が濃いためレーザーの反応が良く、毛周期の中で一番脱毛の効果が現れやすい期間です。
退行期
毛の深さが浅くなり、毛が抜け落ちる一歩前の状態です。メラニン色素が薄くなるためレーザーの反応が悪く、脱毛効果は低くなります。
休止期
毛が抜け落ちて全く生えていない状態です。毛の黒色がないため、休止期の毛母細胞にはレーザーが反応せず、照射することができません。
施術を受ける最適な周期とは
全身の成長期の毛の割合は約20%ほどと言われています。一度の施術で照射できる毛の量は約20%ということです。1回目の施術から一ヶ月半から二ヶ月を空けることで休止期の毛が成長期へと変わり、2回目の施術でも多くの毛にレーザー照射を行えます。
一度の施術で約20%の毛を脱毛できるので、医療脱毛のコースは5回を基準にしているクリニックが多いのです。施術と施術の間を一ヶ月半から二ヶ月空け、5回コースで脱毛を受けることが最も無駄がなく効率的に脱毛することができます。