医療脱毛の基礎知識
「医療脱毛」とは、その名の通り『病院やクリニックなどの医療機関によって行われる脱毛』です。エステサロンでも脱毛を行っている店舗も多く、エステ脱毛と区別するために「医療脱毛」と呼ばれます。
医療脱毛は一般的に「痛い」「価格が高い」などのネガティブなイメージが強いですが、昨今の医療脱毛ではその先入観を覆すために最新の医療脱毛機が開発されていたり、クリニックでも様々な努力がなされています。
このページでは、医療脱毛が初めての方に医療脱毛に対する理解を深めてもらうため、医療脱毛の基礎知識やエステ脱毛との違い、リスク・副作用やアフターケアなどの注意点などを解説いたします。
動画で分かる医療脱毛
医療脱毛とエステ脱毛の違い
医療脱毛とエステ脱毛の大きな違いは、『医療脱毛は医師や看護師などの有資格者が施術するが、エステ脱毛は誰でも施術ができる』『医療脱毛は毛根そのものを破壊し毛が生えてこないようにするが、エステ脱毛は今生えている毛を抜き落とすだけの一時的な脱毛』ということです。
エステ脱毛 | 医療脱毛 | |
施術回数 | 10回以上 | 約5回 |
脱毛期間 | 約2~3年 | 最短8ヶ月 |
施術者 | エステティシャン(無資格者) | 医師、看護師(有資格者) |
医師の診察 | 無し | 有り(医師が常駐) |
トラブル対応 | 他医療機関へ行く必要がある | 医師による速やかな対応が可能 |
施術回数
医療脱毛において脱毛完了を目指すには、個人差はありますが約5回が最適とされています。一方、エステ脱毛は脱毛機の照射パワーが弱いため、約10回以上も施術を受けなければ全身脱毛を終えたとは言い切れません。
脱毛に掛かる期間
先ほども申しましたがエステ脱毛は照射パワーが弱いので、全身脱毛を終えるには何回もエステに通わなければなりません。すると必然的に脱毛に掛かる期間も長くなってしまいます。人によっては数年間もエステに通っているなんて方も…。
ですが医療脱毛では約5回で全身の脱毛完了が目指せるため、最短8ヶ月で脱毛から卒業することができます。医療脱毛の場合は施術と施術の間を約1~1.5ヶ月ほど空けることが望ましいとされているため、5回を8ヶ月で終える計算になります。
施術者の資格の有無
エステ脱毛では施術者に特別な資格を必要とせず、誰でも脱毛機を使って脱毛施術を行えます。医療脱毛はあくまでも『医療行為』のため、医師や看護師などの国家資格を持った有資格者が施術を行います。
医師の診察
エステ脱毛では医師の診察がなく、エステティシャンが事前にカウンセリングを実施した上で施術を行います。医療脱毛は病院やクリニックなどの医療機関において行われる医療行為のため、事前に医師や看護師の診察があります。カウンセリング時にお肌の状態を十分に診断するため、安心して施術に臨んでいただけます。
トラブル対応
医療脱毛もエステ脱毛も機械による照射を伴うため、どうしても火傷などのお肌のトラブルのリスクがつきものです。もしもの事態があった場合、エステでは別の医療機関に行く必要がありますが、クリニックでは医師が常駐しているためその場で医薬品を処方するなど、速やかなトラブル対応が可能です。