『毛周期』ってなに?
腕や脚の毛は抜け毛が目立たないので実感が湧きにくいのですが、体毛も髪の毛と同じように一定の周期で自然と生え変わってきます。(脇毛やアンダーヘアが顕著ですね。)
毛が生えてきてから抜け落ちるまでの周期のことを『毛周期』と言います。毛周期には大きく分けて3つの段階があります。
成長期
最も毛が伸びて濃い状態です。毛母細胞が活発なのでメラニン色素が濃く、熱破壊式の医療脱毛レーザーによる脱毛効果が最も現れやすい時期です。
退行期
毛の深さが浅くなり、毛が抜け落ちる一歩前の状態です。成長期に比べるとメラニン色素が薄くなっているのでレーザーが反応しにくく、全く効果が無いわけではありませんが脱毛効果は低くなります。
休止期
毛が抜け落ちてしまい、全く生えていない状態です。毛母細胞はありますが、レーザーが反応するためのメラニン色素はないので、照射することができません。
『毛周期』のまとめ
『休止期』の毛が『成長期』になるまでかかる時間は約1ヶ月半から2ヶ月です。また、1本1本の毛によって少しずつ毛周期にズレがあるので、同時に成長期を迎える体毛の割合は全身の約20%だと言われています。
なので、永久脱毛を目指すためには毛周期に合わせて約1ヶ月半から2ヶ月ごとに、少なくとも5回以上のレーザー照射が必要だということになります。早くキレイに脱毛したいなら、予約を詰めて取るよりも毛周期に合わせた効率的な脱毛スケジュールを組むようにしたいですね。